報告ガイドライン特集が掲載されました

『看護研究』(医学書院)2020年2月号で、「看護研究における報告ガイドライン1」が掲載されました.


----目次----

特集 看護研究における報告ガイドライン1
■序 報告ガイドラインの意義 中山 健夫
■報告ガイドラインの意義とその活用に向けて 友滝 愛
■誰でも知っておきたい! よく使われている報告ガイドライン
・CONSORT CONSORT 2010声明:ランダム化並行群間比較試験報告のための最新版ガイドライン 木戸 芳史
・STROBE 疫学における観察研究の報告の強化(STROBE声明):観察研究の報告に関するガイドライン 友滝 愛
・PRISMA システマティック・レビューおよびメタアナリシスの報告における望ましい報告項目:PRISMA声明 木戸 芳史
・RECORD 日々観察されて集められている診療情報を用いた研究の報告基準 奥山 絢子

・COSMIN 健康関連尺度の選択に関する合意に基づく指針 加藤 尚子
・COREQ 質的研究論文の統合基準チェックリスト 萱間 真美

■報告ガイドラインは何が優れているのか具体的な活用場面から考える 宮下 光令

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各報告ガイドラインは日本語の簡単な解説とチェックリスト(日本語訳)がついています.
とくに注目はCOSMINで、COSMINの最新のチェックリストが紹介されています.
各記事の一部は、医学専門ジャーナル・書籍の電子配信サービスisho.jpで閲覧できます.ぜひご覧ください.

Reporting Guidelines in Healthcare

医療分野(主に看護系)の論文報告に関するガイドラインのまとめサイト.CONSORTやSTROBEをはじめとしたreportingのガイドラインが多数発表されています.その中でも、とくに看護系の研究で参照可能なものを集めました.